隣り同士で方言や食文化の違う村!

ここ志摩市(伊勢志摩)は、隣り合う地区で方言のみならず食文化も違う。

いや、かなり変わっていて、隣りの地区(5町)同士で方言が違い、おばあさん達に至ってはさっぱり通じないことも…。

驚くことに 料理の味付けや盛りつけ(付加食材)、食べ方なども違う。

海のギャング「ウツボ」や 可愛い顔の「マンボウ」、それに海ガメなど、地区(町)単位で「食べる・食べない」が明確に違う。

それぞれの面白い食べ方やエピソードなどは、先でゆっくりご紹介するとして、今回はオドロキの ” 珍味 ” をご紹介しよう!

<サザエの殻に潜むイキモノ>

そう、”ヤドカリ” だ。

ヤドカリと言っても ただのヤドカリではない。

”サザエの殻だけを好むヤドカリ” を私達の村(志摩町和具)では「ごな」と呼び珍重している。

調理前のヤドカリ達

調理前のヤドカリ達

写真には、ホラ貝に入っているヤドカリと サザエに入っているヤドカリ「ごな」が映っている。

料理法はシンプルで「焼く」か「茹でる」か「蒸す」ぐらいだが、今回は茹でただけのもの。

実は、このゴナ、食べられる部分はとても少なく、オシリの部分に一部と腰の部分に少しあるだけ。

調理後のゴナ

調理後のゴナ

写真は腰の部分の身。

そして、実は ゴナには ”本物” と ”偽物” が存在し、本物は「本ゴナ」と呼ぶ。

この「本ゴナ」を食べると ”あること” が起きる!

それは、後に何を食べても『甘い味になる』のだ。 そう何を食べても…。(@_@;)

調理後のゴナ

調理後のゴナ

今回、出身町が違う者が集まったので 皆ドキドキわくわく。(´ω`)

早速、「イタダキま〜す」の声とともに童顔の大人達が一斉に箸をすすめる。

みんな 真剣な顔で食べてる。
「どう?」と聞くと「び、微妙ですね〜」という。(^^;)

まあ、感想は想定内だったから驚きはしないが、確かにそう美味しいものではない。でも、これが石鯛釣りの極上エサでもある。

…が、残念なことに用意されたヤドカリは「本ゴナ」ではなく、当然、 何も起こらなかった… (T^T)

調理後のヤドカリ達

調理後のヤドカリ達

同じ地区出身の店主に聞くと、「食べたことが無い」と言う。世代が違うと食習慣も違うのか、、、。

次の日、馴染みの魚屋に電話して「市場で見かけたら本ゴナを仕入れて!」とお願いし、「次世代へ食文化を継承するんだぁ」と心に誓った。

ヽ(`Д´)ノ

おおしま たくみ について

インターネットラジオ局 Radicafe Station(ラジカフェステーション)のパーソナリティーと代表を兼ねています。 スタッフは、常に人の繋がりを大切にしています。 「地域の魅力」を再発見したり、地域の連携で生まれる「思わぬ恩恵」を受けられるからです。 私たちは、インターネットラジオ局と既存ラジオ局など各メディアで発信を行い、「地域の数珠繋ぎ」に向けて頑張っています! ※ 母体である「はぐるまネットワークJAPAN」は、ヒューマンネットワークの活用によって地域を活性化し、地域同士の連携を図ることを目的にした団体です。
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